社会保険労士試験対策にも対応

今回は、国民年金保険料を滞納することのリスクについて書いてみます。

 

その前に、平成27年度の国民年金第1号被保険者の月額の保険料をみておきましょう。

 

平成27年度・・・月額15、590円

 

この額を高いとみるか、低いとみるかは自分の所得や、考え方にもよると思いますが、保険料を高いと感じても未納状態は避けたいものです。以下でその理由をご説明します。

 

@国民年金保険料をまったく納めないと65歳から支給される老齢基礎年金がまったくもらえません!

 

安易に、「将来、年金がもらえそうにないから・・・」「高いから・・・」等の理由で未納は避けましょう。老齢基礎年金をもらうには原則25年の加入期間が必要ですが、25年支払ってもそれだけでは暮らしていけない額です。
満額もらうには40年、保険料を支払う必要があります。65歳以降も現役並みにはたらき続ける人はどの程度いらっしゃるでしょうか?

 

ただ、会社員や公務員として原則25年以上第2号被保険者であるならば給料やボーナスから保険料が天引きされるので保険料の問題はないのですが、自営業、アルバイト、無職、学生等の方(第1号被保険者)は月額15、590円支払う必要があります。しかし第1号被保険者の方は、経済的に困難等、一定の理由に該当すれば以下でご説明する国民年金保険料免除制度が利用できます。また、第2号被保険者に扶養されている(主婦、主夫)の方は第3号被保険者ですので自分で保険料を支払う必要はありません。

 

A病気やけで働けないときに障害年金がもらえない!

 

保険料納付要件を見ていただくとわかりますが、障害年金をもらうには保険料に関して一定の要件があります。

 

B遺族年金がもらえない!

 

遺族基礎年金・・・国民年金に加入している人又は老齢基礎年金の受給資格期間を満たした人が亡くなった時は亡くなった人に生計を維持されていた(ア)子のある配偶者又は(イ)子(18歳到達年度の3月31日までにある、又は20歳未満で障害年金の1級又は2級に該当する子)は請求することによりもらえます。

 

年金額・・・780,100円+子の加算 

 

この遺族基礎年金も保険料を滞納してると(保険料の支払い状況による)遺された妻、夫、子供に支払われない可能性もでてきます。

 

国民年金保険料を支払っていない方は以上の点を念頭に置いておいたほうがいいでしょう。

 

次回、保険料を支払えない場合時に使える保険料免除制度を説明していきます。