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難聴の種類〜A感音性難聴

難聴の種類は、耳のどの部分に損傷を生じたかにより伝音性難聴と、感音性難聴に分かれますが、今回は感音性難聴について説明します。

 

まずは、感音性難聴の特徴をあげてみたいと思います。感音性難聴の場合、単に小さい音が聞こえづらい、小さな声が聞こえづらいということではなく、言葉の判別がしづらいという特徴があるようです。それは、例えば
「「きつね」という単語を聞いても、それが「きつね」と認識できるわけではなく「き○ね」と聞こえることもあるようです。ようです、というのは私自身は聴覚障害をもっていないので、調べたことを基に「こんな感じではないか」と想像するしかないからです。どんな障害であっても、人それぞれ症状や、困難さは異なるわけですが、基本的なことは頭に入れておくことは大切でしょう。

 

では、なぜ言葉の判別がしづらくなるのかみていきましょう。難聴の種類〜@伝音性難聴の種類のページでも書きましたが、感音性難聴は内耳が損傷を受けることにより、起きてくる障害です。内耳というのは強い音、弱い音、高い音、低い音分析し、音を脳に送る蝸牛(かぎゅう)と平衡感覚をつかさどる三半規管に分かれています。蝸牛は場所により分析する周波数が違い、蝸牛の入り口では高い周波数を、奥にいくと低い周波数を分析します。
ですから、この蝸牛に損傷を受けてしまうと、感音性難聴の症状となり高音が聞きづらい、低音が聞きづらいといった症状が現れます。

 

この結果、人とのコミュニケーションが難しくなる、そうすると社会生活を営む上でも困難なことがあるのは当然考えられます。

 

では、この感音性難聴の治療にはどのようなものがあるのでしょうか?
どうも、現在の医学では治療をするというのは困難なようです。ですから、補聴器を使って聞こえを補ったり人口内耳の手術をします。補聴器は伝音性難聴ほどは効果がありませんが、補聴器を用いる場合はより聞こえる方の耳に装用するようにします。補聴器は、軽度、中程度の難聴の方には効果があるようですが、高度の難聴の方には効果が薄いからです。また、補聴器を装用する場合には早いうちに装用したほうがいいと言われています。なぜなら、ある程度言葉が聞こえる聞こえるうちに装用したほうが、ほとんど聞こえなくなってから装着するよりも言葉の聞こえを補うことができるからです。

 

さらに、人工内耳は補聴器を用いても聞こえが改善されない方に適用することになります。

 

以上、感音性難聴をみてきましたが、耳の聞こえに異常を感じたら早期に病院へ行き診察、治療を受けることが大切であることがわかります。そして、補聴器を用いるなら、早めに装用するということが大切でしょう。
補聴器を購入するには補助金もあります。補助金を受けるには身体障害者手帳が必要になりますので福祉事務所や役場に申請しましょう。ただ、手帳の交付を受けるには医師の診断書を提出し判定を受ける必要があります。

 

また、障害年金を請求する上でも医師による診察をうけ、初診日を特定しておくことが必要です。ですので、早めに医師の診断を受ける必要があると思われます。

 

最後に、身体障害者手帳、障害年金において、認定基準外とされている方であっても手帳や年金を必要としている方は多いようです。特に、補聴器は高価なものですので、補助金の要件の緩和が求められていると思います。

 



 

 

 

 

 

 

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