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眼の障害〜A障害認定基準 

以下、国民年金・厚生年金障害認定基準にあてはめながら眼の病気について見て行きましょう。

 

まずは、視力障害の障害認定基準をみていきます。

 

視力を測定する場合は原則、万国式試視力表により測定します。測定は矯正視力にによりますが、矯正が不等の理由がある場合は、裸眼視力により認定します。
また、視力が0.01に満たない場合、明暗弁(暗室で眼にライトをあて光が分かるかどうか)または手動弁(目の前で手を動かし、その動きが分かるかどうか)のものは視力を0として計算します。指数弁(黒地前に指を出し、その数を数える)のものは0.01とします。

 

以下が障害等級の表です。

1級 両眼の視力の和が0.04以下のもの
2級 両眼の視力の和が0.05以上0.08以下
  身体の機能の状態が前各号と同等以上であって、かつ日常生活に著しいい制限を受ける、又は日常生活に著しいい制限を加えることを必要とする程度
3級 両眼の視力が0.1以下

 

この表をみて気が付くことがあります。1級と2級の視力は両目の視力の和で、3級が両眼の視力と書かれている点です。
はじめて、認定基準を見たとき私も「あれ、どういうことだろう?」と思いました。
この意味は認定基準によりますと、両目の視力の和とは、右眼、左眼それぞれの測定値を足したものだそうです。そして、両眼の視力右眼、左眼別々に測定した数値のことをいうそうです。
例えば、右眼が0.02、左眼が0・03だとします。この右眼の視力と左眼の視力を足すと0.05になりますね。ですから、この方は2級に該当するのでは、となります。

 

また、右眼が0.08左目が0.01の方がいたとします。右眼と左眼の視力を足すと0.09になり等級表を見ると視力の障害だけでは2級は無理かなとなりますが、両眼の視力がそれぞれ0.1以下ですので3級相当かなとなります。

 

先程、視力の障害だけでは2級は無理かなと書きましたのは、もしかしたら視力の障害だけでは2級は無理でも視野の障害もあれば、さらに上の等級2級になる可能性もあるからです。

 

次回、視野の障害は認定基準上どのように扱われるかみていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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