社会保険労士試験対策にも対応

心疾患による障害@循環器とは?心臓は大事な生命維持装置

日本人は心疾患で年間、19万以上亡くなっている

 

日本では、平成26年の1年間に心疾患で19万人以上亡くなっています。※平成26年(2014)人口動態統計(確定数)の概況
また、世界における心疾患で亡くなる人の割合も高く、世界の死亡者数の63パーセントがいわゆる生活習慣病で亡くなり、そのうち48パーセントが心疾患で亡くなっています。*2012年世界保健統計 WHO

 

心疾患は生活習慣病と言われ、毎年多くの方が亡くなっています。また、生活習慣病と言われているものには、他に、高血圧や糖尿病や脳卒中など多くの病気がありますが、単に「生活習慣病」と言い切れない原因があるかもしれません。

 

今回は心疾患による障害は国民年金・厚生年金保険 障害認定基準第11節 心疾患による障害ではどのように扱われているのかみていきます。

 

心臓は大事な生命維持装置

 

心臓は片時も休むことなく働く大切な生命維持装置です。心臓は右心房、右心室、左心房、左心室の4つの部屋に分けられていています。心房と心室の間には弁膜があり、血液は常に心房から心室へ流れています参照 中外製薬 からだとくすりの話

 

循環器とは

 

国民年金・厚生年金保険 障害認定基準第11節 心疾患による障害では、この節で述べる心疾患とは、心臓だけでなく、血管を含む循環器疾患を指すものであるとあります。ただし、血圧については「第17節 高血圧による障害」で別に認定します。

 

循環器とは・・・右心室から出た血液は肺動脈を通り、左右の肺で新鮮な酸素を受け取ります。酸素を受け取った血液は肺静脈を通り左心房へ戻ります。血液は左心房から左心室へ流れそこから血液は大動脈をとおり全身をめぐります。血液は全身に酸素を届け、かわりに老廃物を受け取ります。老廃物を含んだ血液は大静脈を通り右心房へ戻ります。参照 中外製薬 からだとくすりの話

 

この循環器系のどこかに疾患が生じると呼吸困難など様々な症状が起こります。次回、「障害認定基準第11節 心疾患による障害」では具体的にどのような疾患が障害年金の認定対象になっているかみていきます。